「子供をフィジー留学に行かせたいんだけど、情報が少ないし・・・」
「エージェントは良いことしか言わないし、本当のところを教えてほしい!」
こんな悩みを解決できる記事になっています!
この記事では、実際にフィジー留学を経験したヤットが忖度なしで解説します。
実際に、エージェントやネットの情報は信憑性がないため、本当かどうか不明なところ。
この記事を読んでいただければ、フィジーの本当の姿を知ってもらえます!
留学を決める際の判断材料になること間違いなしです。
この記事の著者
・ヤット
・元消防士、Webライター、ブログサイト運営者
・フィジーに留学経験あり
・夢は世界一周
目次
フィジーの英語ってどうなの?
フィジーの留学を考えている人で、一番気になる部分が英語力の部分ですよね。
結論から言うと、国民のほとんどが英語を使用しているため英語環境としては良いかなと。
そもそも、なぜ島国のフィジーが英語を話すのか、歴史や特徴を解説していきますね!
公用語が英語になった背景
元々、フィジーはフィジー語が使用されており、英語は存在しませんでした。
しかし、1874年にイギリスが大規模なサトウキビ畑を作るために、フィジーを植民地化したんですよね。
そのため、いわゆるブリティッシュ英語が浸透していきました。
ちなみに、その際にインド人も連れてこられ現在でもフィジーでは、インド系フィジー人が人口の4割を占めています。
![](https://ucchi-blog.site/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7894-1-200x300.jpg)
参考
イギリス人航海家のジェームズ・クックが1774年に、初めてフィジーに上陸しました。
その時点からイギリスはフィジーの存在を知っていたことになります。
フィジー人の英語は聞き取りやすいの?
結論から言うと、人による笑
たしかに、フィジー人は幼少期から英語教育を受けているため、ほとんどの人が流暢に英語を話します。
しかし!インド系フィジー人は比較的ボソボソ話すので、日本人からしたら非常に聞き取りにくい発音になっています。
ま、どこの国に行っても同じだと思うんですけど、地方の訛りみたいなものですね。
ちなみに、下記の動画が参考になるかも。
ただ、注意点としてこの動画はフィジー留学のエージェントが作った動画です。
なので、良い部分しか動画にしてない可能性あり。
あくまで参考程度に。
![](https://ucchi-blog.site/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7894-1-200x300.jpg)
でも、やっぱり聞き取りにくさは若干ある(・_・;
フィジーってどんな国?
日本で人気な留学先として有名なのは、安価なフィリピン、高額だが質の高い教育が受けられるヨーロッパ・アメリカですよね。
しかし、近年そこに割って入ってきているのがフィジーです。
日本人にとっては、あまり馴染みがないので大まかにどんな国か解説していきますね!
フィジーの基本情報
正式国名は、フィジー共和国。
首都はSUVA(スヴァ)にあります。
人口
・約87万人(日本の四国と同じくらい)
・333の島からなる
時差
・日本+3時間(日本が朝9時だと、フィジーは12時)
・サマータイム時は4時間
言語
・公用語は英語
・フィジー語
・ヒンディー語
民族構成
・フィジー人(54%)
・インド人(38%)
・インド系フィジー人(8%)
気候
・年間を通して暖かく、月間平均気温は23℃〜28℃
・雨季と乾季の区別あり
・ヴィチレブ島西部は東部に比べて雨が比較的に少なく過ごしやすい
通貨
・1フィジードル(F$)=60円前後
・変動があるため注意
物価
・コーラ1缶=120円〜200円
・食パン=60円
・バス=70円
・輸入品は高価なので注意が必要
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実際にフィジーに行って感じたことです^^
国民性
フィジーの国民はたしかにフレンドリー。
道を歩いていると、向こうから話しかけてくれるし、日本とは全然違うかも。
でも、意外とあいさつしても返してくれない場合もあるので、見極めが重要。
変に絡んでしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる危険性もあります。
治安
フィジーには日本と同様に銃がないため比較的安全だと言われています。
しかし、それは留学生自身が用心していることが大前提。
基本的にフィジーは後進国なので、貧乏な人が多いです。
そのため、日本人は格好のエサとなるわけですね。
![](https://ucchi-blog.site/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7894-1-200x300.jpg)
そんな情報は、もちろんエージェントは教えてくれません。
インフラ
フィジーは発展途上国なので、基本的にインフラが整ってません。
そのため、停電や断水は当たり前。
道もメインロード以外は、砂利道なので雨が降ったら歩けたものじゃありません。
潔癖症の人は絶対に行けない国ですね。
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フィジー留学と他の国との違い
現在、日本では語学留学先として色んな国の選択肢がありますよね。
そこで、他に国との比較した表を作成しました!
参考にしてみてください。
国の特徴
国名 | 留学先の特徴 | 基本情報 |
フィジー
(世界一フレンドリーな国民が住む常夏の島) |
・国民性はフレンドリー
・世界有数のリゾート地 ・留学先の費用を抑えられる ・英語が公用語 |
・1人あたりのGDP:$3.600
・犯罪率:1.74% ・幸福度指数:1位 |
イギリス
(格調高い伝統の国) |
・歴史ある建物が数多くある
・多民族国家(ゲルマン、インド、アフリカ、アラブ、華僑) ・4つの地方に英語以外の公用語がある |
・1人あたりのGDP:$36.200
・犯罪率:9.34% ・幸福度指数:108位 |
オーストラリア
(大自然が広がるアクティブな国) |
・広大な大自然に囲まれる
・親日家が多い ・アジアからの留学生が多い |
・1人あたりのGDP:$56.700
・犯罪率:7.48% ・幸福度指数:22位 |
ニュージーランド
(緑の草原に羊たちの群れ、南半球の楽園) |
・雄大な湖や山が点在
・日本に似た島国 ・シニアのロングステイも増えている |
・1人あたりのGDP:$32.400
・犯罪率:12.59% ・幸福度指数:94位 |
アメリカ
(個性と才能を尊重する自由の国) |
・世界をリードする経済の中心地
・多民族国家 ・大学内で語学学校に通うスタイルもある |
・1人あたりのGDP:$47.100
・犯罪率:4.16% ・幸福度指数:39位 |
各国の留学費用一覧
留学費用は結構気になるところですよね!
ここでは、各国の費用一覧を載せています。
ちなみに、フライト代、保険代金、学生VISA等の代金は含まれていません。
純粋に授業料の比較になります。
国名 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 12ヶ月 |
アイルランド | 24~30万円 | 68~80万円 | 120~150万円 | 215~270万円 |
イギリス | 28~35万円 | 80~95万円 | 140~175万円 | 250~315万円 |
オーストラリア | 22~28万円 | 60~75万円 | 110~140万円 | 198~250万円 |
ニュージーランド | 22~25万円 | 60~70万円 | 110~130万円 | 198~230万円 |
フィジー | 9~15万円 | 23~37万円 | 52~77万円 | 95~143万円 |
カナダ | 18~27万円 | 54~70万円 | 100~135万円 | 180~240万円 |
アメリカ | 18~30万円 | 55~85万円 | 100~170万円 | 180~270万円 |
ハワイ | 23~27万円 | 57~60万円 | 120~135万円 | 200~240万円 |
フィジー留学のデメリット
フィジー留学はポジティブな情報しか出回っていません。
それは、運営会社の情報しかないため。
実際に留学を体験した僕が感じたデメリットお伝えしますね!
語学学校は日本人のみ
現在、フィジーにある語学学校で有名なのは、カラーズとフリーバードの2つ。
ちなみに僕は、フリーバードに通っていました。
基本的に両校とも、生徒は日本人しか居ません。
そのため、どうしても日本人同士でグループを作ってしまいます。
せっかく海外に来ているのに、日本人同士で仲良くなっていては本末転倒ですよね。
参考
外国人も数人居ますが、基本的には日本人しか居ないという認識でOK。
実際にフリーバードでは日本人同士で仲良しグループができていました。
治安が悪い
比較的、治安が良いと言われているフィジーですが、現実は違います。
基本的に日本人はフィジー人に狙われています。
日本人、特に若者は危機管理能力が無いため犯罪者の格好の餌食なんですよね。
治安が良いと言うのは、他の国と比べて良いだけなのです。
医療体制が整っていない
インフラについては少し解説しましたが、一番困るのは医療体制。
フィジーは、高度な技術を持ったドクターがほとんど居ません。
ドクターは居ても、医療道具が無いため高度な医療が提供できないのです。
高校生の留学生も増えていますが、親御さんは特にこの辺りを考えておかないと、お子さんが耐えられません。
まとめ
フィジーでは公用語が英語のため、基本的にほとんどの国民が英語を話ます。
そのため、日本に比べれば段違いに英語に触れる機会は多い。
しかし、フィジーの実情やデメリットをしっかりと理解していないと痛い目に遭ってしまいます。
フィジーに限らずですが、語学留学のエージェントは良いことしか言いません。
一体何が本当で何が嘘なのか、しっかりと自分で調べてから留学先を選ぶようにしましょう!
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