「結局、トータル幾らかかるのよ?」
これが、僕のフィジー留学前に抱いた気持ちでした。
なぜなら、フィジー留学の情報が極端に少ないため。
実は、想定以上の費用がかかる可能性があります。
実際に、フィジー留学に行くと後から後から聞いていなかった費用が必要なことが分かってきました。
ちなみに僕は、1ヶ月半の留学期間で60万円弱かかりました。
この記事では、学校費用だけでなく諸経費についても解説しており、実際の見積書も併せて公開しています。
この記事を読んでいただければ、フィジー留学前のお金に関する不安を消すことができますよ。
目次
なぜ、フィジー留学なのか?
最近、コロナの影響で注目されているフィジー留学ですが、注目されるのには訳があります。
その1つが安価な費用でしょう。
一般的に安い費用で留学できる場所として有名なのがフィリピン。
そのフィリピンと比べても、遜色ないほどの留学費用を実現させています。
エージェントを挟まず、直営の運営だから安い
一般的な語学留学は、留学生と学校側の間にエージェントが入ります。
エージェントは、留学前に留学希望者と面談したり、面倒な手続き関係を代行して行ってくれる会社になります。
ただ、面倒な手続きをしてもらう代価として、エージェントに対して仲介料(手数料)を払う必要が出てきます。
基本的に多くの語学留学の場合、エージェントと語学学校は別会社になります。
そのため、無駄な仲介料が発生。
しかし、フィジー留学の場合、エージェントが直接学校を運営しているため、仲介料を取る必要がありません。
物価が安い
フィジーは物価が安いため、全体的な生活費を抑えることができます。
例えば、フィジーの公共バスに乗ったとしても$1.2ほどです。
ちなみに、1FJ$(フィジードル)は日本円で60円前後。
一部を除き、全体的に物価が安いため学校の費用以外も抑えられます。
参考
フィジーには電車が無いため、基本的にバスかタクシーで移動します。
高速バスは高額になりますが、路線バスはほとんどの区間で1.2$ほどで乗ることが可能。
フィジーの留学費用
現在、フィジーに語学留学する際に選択肢としてある学校は以下の2校。
・カラーズ
この2校ですね。
どちらも日本の会社が運営しています。
この2校が公表している学費を掲載しますね。
フリーバードの留学費用
フリーバードが公表している、留学費用は以下のとおり。
一番安いものですと、55,000円ほどですね。
留学費用に含まれるもの
上記の留学費用に含まれるものは以下のとおりです。
費用一覧
・入学金
・留学アレンジ料(30日前申込の方は、緊急アレンジ料5,000円が必要)
・滞在費、食費(ホームステイのみ/平日2食、土日3食)
・空港到着時送迎
・テキストレンタル料
アレンジ料は、留学日数が増えれば増えるほど加算されていきます。
詳細については、公式ホームページをご覧ください。
カラーズの留学費用
カラーズが公表している留学費用は下記のとおりです。
カラーズは、フリーバードよりも少しお安くなっていますね。
費用の詳細についてはこちらのページから。
ただ、ホームステイに食じが付いてるか否かなどの情報は掲載されていませんでした。
問い合わせは、こちらのページからからできるようですね。
費用を調べる際の注意点
留学を考えている皆さんにお伝えしておきたいのは、運営会社の言うことを全て信じないこと。
運営会社は基本的にお金を儲ける必要があるため、ネガティブなことは言いません。
特に費用については、後々「こんなにかかるの?」なんてことになってしまうので注意が必要。
以下に学校以外で、費用が発生するものをまとめています。
知っておくべき費用
①航空チケット代
②海外旅行障害保険
③国内移動費
④ビザ申請料
⑤生活費(食費、交友費、観光費)
⑥突発的な出費
⑦渡航前の申請料
順番に解説していきますね。
参考
僕の場合はフリーバードに通っていたので、その際の見積書を掲載しています。
カラーズも同じように見積もりを作ってくれるので、依頼してみましょう。
①航空チケット代
チケット代は、現在の価格で15〜17万円ほど。
変動があるのは、燃油サーチャージや便の変更があるため。
ちなみに、コロナの影響でニュージーランド航空やフィジー航空の便が急に無くなることもありますね。
そのため、見積もりの時点以上に値段が上がる可能性あり。
②海外旅行障害保険
海外では、盗難や怪我がつきもの。
そんな時に補償してくれるのが海外旅行障害保険になります。
フィジーには留学共済保険というものがあって、A〜Cまでコースが選べるようになっています。
Cが一番下で、値段はおよそ18000円ほど。
③国内移動費
例えば、ホームステイであればホームステイ先から学校まで離れている場合があります。
その場合は、自分でバスやタクシーに乗って学校まで行く必要があり、もちろん費用は自分持ち。
実際に僕もホームステイ先から学校まで30分もかかったので、バスに乗って通っていました。
僕の場合は、合計で40FJドル(3000円)ほどかかっています。
④ビザ申請料
海外留学には学生ビザが必要になります。
これも申請に費用が発生します。
短期、中期、長期に分かれており、長くなれば相対的に高くになりますね。
僕の場合は、長期のため3万円ほど。
⑤生活費(食費、交友費、観光費)
意外と落とし穴なのが、生活費ですね。
フィジーはなんと言っても南国のため、観光はしたいものです。
また、ドミトリーに住んでいる場合は、自分で食料を調達する必要がありますよ。
僕も、そこまで観光をしたわけではありませんが、1ヶ月半で10万円近くは使っていました。
⑥突発的な出費
ここも怖いところ。
一番は、コロナ関連の出費ですね。
例えば、現段階でフィジーから日本に帰ってくる際にはPCR検査が必須となっています。
PCR費用については、学校が払ってくれるわけではありません。
しかも、僕がフィジーに到着した際にはPCR検査の必要はありませんでしたが、滞在中に必須となってしまいました。
このように、突発的に出費があることを念頭に置いた方が良いでしょう。
ちなみにPCR検査費用は300FJドル(2万円弱)します。
⑦渡航前の申請料
ある一定期間、海外に留学する場合は海外版の健康診断書や、犯罪履歴証明書等の特殊な資料を用意する必要があります。
健康診断書については、診断できる医師が限られており、かつ保険外診断のため実費負担です。
これらの資料諸々で2万円ほどの出費です。
![](https://ucchi-blog.site/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7894-1-200x300.jpg)
意外と高いっていうか、最初の段階で学校側は教えてくれませんでしたね(・_・;
他の国と比べて安いの!?
他の国と比べて安いのはあくまで、学校費用単体で見たときです。
しかし、たしかに安いのは事実。
ざっくりと、他の国と比べた際の比較図を載せておきます。
留学期間4ヶ月の場合
最大で、70万円ほど違うので確かに安い。
しかし、何度も言うように学校単体で考えた時の価格なので、この価格だけで評価しないようにしてください。
過ごし方によっては高額になる
「フィジーは遊べる場所が少ないから、そんなにお金を使わない」という情報がありましたが、大きな間違い。
フィジーでは、遊ばないと保ちません。
なぜなら、気軽に行けるカフェも無いため、リフレッシュ(遊び)しないと何ヶ月もの滞在は厳しい。
しかも、滞在地から離れれば離れるほど遊べる場所が増えるため、ある程度の出費をしてでも遊びに行きます。
逆にアメリカやオーストラリアでは、少し歩けばリフレッシュできる場所も充実しているため、そこまで遠出する必要もないでしょう。
ぶっちゃけフィジー留学は幾らかかるの?【意外と高い】
記事の初めにもお伝えしましたが、僕は訳1ヶ月半の留学期間で60万円弱払っています。
見積書は下記のとおり。
ここに、PCR費用や様々な費用が重なってくるのでプラス20万以上は考えておいた方が良いでしょう。
ちなみに20万円はあくまで僕の概算であり、滞在期間が長くなればなるほど、費用が高くなるので注意してください。
![](https://ucchi-blog.site/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7894-1-200x300.jpg)
フィジー留学はアリなの?
結論から言うと、本気で語学を学びたい人はやめておいた方が良い。
逆に楽しく、日本人の友達とワイワイ英語を学びたい人には向いてるかも。
ここでは、フィジー留学に向いている人をまとめています。
とりあえず海外を経験したい人
海外経験が無くて「とりあえず、どこでも良いから海外の生活を経験したい」と言う人はフィジーは最高でしょうね。
気候も温暖で、国民性もフレンドリーだから優しくしてもらえます。
治安もそこまで悪いわけでは無いので、楽しく安全に過ごせてかつ英語も学べるので一石二鳥でしょう。
リフレッシュしたい人
・日本の生活に疲れた
・気分転換したい
日本の狭い社会で疲れた大人たちもフィジー留学に来ていました。
長期休暇を利用しながら、留学している社会人も数人居ましたね。
誰とも仲良くなれる人
フィジーの語学学校は、基本的に日本人しか居ません。
日本でも比較的、誰とでも仲良くなれるとか、コミュニケーション能力がある程度ある人は十分やっていけるでしょう。
遊びメインの人
フィジー留学のメインは遊び。そんな人が大勢居ます
と言うか、真剣に語学を学んでいる人の方が少ない。
語学はオマケみたいなものなので、遊びメインです。
学校自体も緩いので、ちょうど良いでしょうね。
![](https://ucchi-blog.site/wp-content/uploads/2021/04/IMG_7894-1-200x300.jpg)
でも、リフレッシュしながら語学を学びたい人に最高の環境だと思いますよ^^
まとめ
フィジー留学は、たしかに安い。
しかし、そこには隠された費用が数多くあり、結果的には高くなってしまうなんてことはザラにあります。
そのため、様々な所から情報を集めるようにしましょう。
この記事の内容をもう一度確認しておきましょう。
この記事の要約
・ネットで掲載されてるフィジー留学の費用は、学校単体の費用のみ
・現地での生活費が意外と高い
・申請料金等も取られる
・突発的な出費に注意する(PCR等)
さて、今回の記事はここまでです。
僕は決してフィジー留学を否定するつもりはありませんので、この記事はあくまで参考材料の1つにしてくださいね。
また、フィジー留学について質問がありましたら、気軽にお問い合わせください。
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