フィリピン留学の費用の相場を知っておけば、仲介の会社に騙されることもなく、留学を成功させることができます！
でも、相場を調べるのって面倒臭いですよね。
しかも、何が本当か分からないし。
実は、フィリピン留学の費用相場はある程度決まっていて、仲介会社による差はそこまでないのが実情。
本記事では、期間ごとの留学費用やその他でかかってくる費用を解説しています。
ちなみに、
1ヶ月：15万円〜30万円
3ヶ月：30万円〜70万円
6ヶ月：70万円〜140万円
これくらいは、平均でかかってきますね。
この記事を最後まで目を通していただいて、フィリピン留学費用の大まかな相場を掴んでください！
目次
フィリピン留学の費用は安い！
まず、大前提の知識としてフィリピン留学の費用は超安いです。
なぜなら、他の国に比べて物価が1/3の程度。
そのため、留学にかかる学費や生活費が抑えられるというわけですね。
ちなみに、フィリピンと同等に安いのがフィジー。
フィジー留学については、こちらの記事をご覧ください。
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フィリピン留学を期間ごとにまとめてみた
フィリピン留学に限らず、語学留学の期間はある程度決まっています。
例えば、
・2週間
・1ヶ月
・3ヶ月
・6ヶ月
この辺りの期間が多いですかね。
上記の期間を元に、概算の費用を表にしてまとめています！
2週間の留学費用（約20万円）
| 学費 | 約10万円 |
| 宿泊費 | 約3万円 |
| 生活費 | 約2万円 |
| ビザ申請費 | 無料 |
| 航空券費 | 約4万円 |
| 海外旅行保険加入費 | 約6,000円 |
1ヶ月の留学費用（約30万円）
| 学費 | 約17万円 |
| 宿泊費 | 約5万円 |
| 生活費 | 約4万円 |
| ビザ申請費 | 無料 |
| 航空券費 | 約4万円 |
| 海外旅行保険加入費 | 約6,000円 |
3ヶ月の留学費用（55万円）
| 学費 | 約30万円 |
| 宿泊費 | 約9万円 |
| 生活費 | 約9万円 |
| ビザ申請費 | 約2万円 |
| 航空券費 | 約4万円 |
| 海外旅行保険加入費 | 約6,000円 |
6ヶ月の留学費用（約110万円）
| 学費 | 約50万円 |
| 宿泊費 | 約20万円 |
| 生活費 | 約13万円 |
| ビザ申請費 | 約3.6万円 |
| 航空券費 | 約10万円 |
| 海外旅行保険加入費 | 約10万円 |
大まかには、上記のような費用相場になっていますね！
期間については3ヶ月〜6ヶ月を選択する人が多い。
もちろん、上記の費用にはある程度の誤差が生じますが、大体こんな感じ。
そのため、仲介会社からこれ以上の費用を見積もられた場合、騙されている可能性が高いでしょうね。
参考
上記の価格は、エージェントや仲介会社等を参考に価格を算出しています。
ちなみに、QQ EnglishやEnglishFellaでも自分で価格を調べることができますよ。
フィリピン留学費用の内訳
フィリピン留学の見積もりを取った人は、しっかりと中身を理解しているだろうか。
どのような費用がかかっているのか理解していないと、思わぬトラブルにも巻き込まれるため、しっかり把握しておきましょう。
語学留学には、大きく下記の費用に分けられます。
・出発前にかかる費用
・現地でかかる費用
出発前に支払う費用
自分が通う学校を決めれば、フィリピンへ出発する前に支払う費用があります。
①入学金・学費
留学予定の学校の授業料や滞在費は出発前に学校へ支払う必要あり。
多くの学校では、授業料に食費等の費用が含まれていますね。
学校によっては、3食出る学校もありますが、朝食のみの学校もあるのでしっかりと調べておく必要があります。
ちなみに、学校のホームページによっては、米ドル算出の表記があるので注意しましょう。
日本円算出であれば、問題なし！
円高とか円安とか色々と面倒ですよね・・・。
④航空券代
日本から、フィリピンへ行く航空会社は以下のとおり。
通常であれば、直行便のフィリピン航空で平均的に6万円前後で航空券を購入することが可能。
ただ、繁忙期の夏休みや年末年始になると15万円以上となることもあり注意が必要ですね。
もし、繁忙期に留学予定なのであれば、早めに航空チケットを購入しておく方が良いでしょう。
③海外旅行保険費
語学留学に行く外国人には、海外旅行保険の加入を義務付けている場合が多い。
ほとんどの場合、エージェント経由で海外旅行保険に加入することが可能。
フィリピンでは、治療費が全額支払えるという確約ができるまで治療を開始してもらえないので注意が必要ですね。
注意点
クレジットカードに付帯されている保険は、人によって様々。
ただ、種類によっては治療費の補償が付いていなかったり、病院側から補償内容の確認に時間がかかったりする危険性がある。
そのため、クレジットカードを利用する場合は、補償内容の詳細を確認しておく方が良いでしょう。
現地で支払う費用
出発前に加えてフィリピン現地で、支払う諸経費が色々とあります。
①SSP申請費（1.5万円〜1.6万円）
SSPとは「Special Study Permit」の略。
SSPは、観光ビザでフィリピンに滞在する場合に、合法的に現地で勉強するために必要な特別就学許可証のことです。
価格は変動もありますが、6000ペソ〜6500ペソ（15,000円〜16,250円）ほど。
1回の申請で6ヶ月間の有効となりますね。
注意点
・6ヶ月以上の留学の場合は期限内にSSPの再度申請が必要
・6ヶ月未満であっても、転校する場合でも再度申請が必要
②ACR-Iカード申請費（約7,500円）
ACR-Iカードは「Alien Certificate of Registration Identity Card」の略。
ACR-Iカードは、59日以上フィリピンに滞在する外国人に取得が義務付けられています。
ビザ申請とは異なり、指紋登録が必要なため留学生本人が申請に出向く必要あり。
費用は、3,000ペソ（約7,500円）ほど。
③ECC費用（約6,600円）
ECCとは「Emigration Clearance Certificate」の略。
ECCは、
・6ヶ月以上フィリピンに滞在する人がビザ延長手続きを行なっているか
・フィリピンで犯罪を起こしていないか
などを証明する、出国許可証のこと。
申請費用は2,880ペソ（約6,624円）ほど。
ECCの有効期限は、1ヶ月間なのでフィリピン出国前の1〜2週間前に申請に行くとスムーズですね。
注意点
6ヶ月以上の滞在者でECCを申請せずに出国しようとすると、出国を拒否されるので確実に申請しておきましょう！
④ビザ延長費（約8,600円〜1.6万円）
フィリピンでは、30日以上の留学の場合は観光ビザの延長手続きが必要。
ほとんどの学校では、学校スタッフがまとめて代行申請してくれます。
8週間までは3440ペソ（約8,600円）、12週間までは8150ペソ（16,300円）。
申請自体は、4週間ごとに申請が必要になってきますね。
⑤光熱費
光熱費については、学校によって様々。
通常であれば、水道代や電気代など週の固定料金または使用した分だけ請求されます。
例えば、使用した分だけ請求される場合は、1日中エアコンを付けっぱなしにしていると高額な費用を請求される危険性がある。
⑥寮デポジット（約1万円）
寮デポジットは、平均4,000ペソ（約1万円）がほとんど。
寮デポジットは、寮の備品等の損害保険のようなもの。
特に破損が無ければ、全額戻ってきますね。
寮デポジットの金額については、滞在期間や滞在先のタイプによって異なるので確認が必要。
⑦教材費（2,000円前後）
フィリピンでは、学校側で用意したコピーテキストを使用している場合が多い。
コピーテキストの場合は、教材費が安く設定されていますね。
逆に、正規のテキストを使用している場合は、1冊当たり2,000円以上と高額になることもあり。
⑧生活費（約1万円〜）
フリピンでの生活費は、平均1週間当たり1万円ほどかかりますね。
例えば、トイレットペーパー等は基本的に自分で用意しなければならない。
また、週末に観光に行く場合は2万円〜3万円ほどになるので、自分の留学スタイルに合わせて計算しておきましょう！
⑨空港税（約1,875円）
フリピンの空港の発着便には空港利用税という税金がかかります。
価格帯は、国際線で750ペソ（約1,875円）、国内線で350ペソ（約875円）ほど。
マニラ発の便は航空券を購入する際に、同時に空港利用税を支払っている場合がほとんど。
念のため、請求書の内訳を確認しておいた方が安心でしょう。
上記で挙げた費用については、最低でもかかってくる費用になります。
人によっては、上記の価格以上になる可能性もあり。
例えば、現地でケガをしてしまって治療費が必要になるとか。
フィリピン留学費用を抑えるコツ
フィピン留学を考えているあなたは、可能な限り留学費用を抑えたいですよね！
と言うことで、ここからは留学費用を安くするコツをお伝えしていきます。
①旅行シーズンを避ける
フィリピンは、旅行先としても人気な国。
そのため、夏、年末年始やゴールデンウィークなどの時期は航空券が高額になりがち。
留学予定時期を自由に変更できる人は、旅行シーズンを避けると航空券の費用を抑えることが可能になりますね。
②奨学金制度を利用する
意外と知られていないのが、奨学金制度。
国や目的によっては、奨学金制度の幅が広がるのでチェックしておいて損はないでしょう。
文部科学省が主体で行なっている「トビタテ！留学JAPAN」は、ボランティアやインターンシップも募集していますよ。
③学費・食費・居住費のセットを申し込む
フィリピン留学では、寮に住みながら勉強するのが一般的。
食事が3食用意されている学校を選べば、食費や住居費を抑えることが可能です。
④寮で複数人部屋を選ぶ
寮に滞在する場合、1人部屋か複数人部屋を選ぶことが可能。
1人部屋は、自分の空間なのでリラックスすることが可能ですが、どうしても高額になってしまいます。
そこで、複数人部屋を選ぶことにより1人当たりの滞在費用を抑えることが可能。
複数人部屋は、一般的に3人〜5人が多い。
⑤授業時間数を調整する
フリピンでは、初心者コースやスパルタコースなど豊富なコースがあります。
スパルタコースの場合は、朝から晩まで英語を学ぶため授業のコマ数が増え、授業料が高額に・・・。
授業時間は4時間〜11時間と幅があるので、自分の目的や体力を考えてコースや時間数の調整を考えましょう。
⑥外食を控える
フィリピンのレストランは、外国人をターゲットにしていることが多くお値段も高め。
外食を続けていると、自然と食費も高くなってしまいます。
そこで、極力学校で提供されている食事をとることで食費を抑えることが可能。
近年では、学校に日本人シェフが在籍していたりと、料理の質が高い学校もあるので心配は不要ですね。
フィリピン留学と他の国の費用の違い
フィリピン留学の費用と、他の国の留学費用の差は下記のとおり。
フリピンでは、欧米圏に比べて40%ほど安くなっていますね。
1年で比べると、その差は100万円以上になることも。
ちなみに、フィリピンの授業のコマ数は平均的に7〜8コマほど。
その上、ほとんどの学校がマンツーマン授業を行なっているので、驚くべきコストパフォーマンスですね！
フィリピン留学費用を判断する際の注意点
留学が初めての人は、留学費用を判断する材料がわからないもの。
そこで大切になってくるのは、相見積もりを取ること。
相見積もりとは、複数のエージェント（仲介会社）に見積もりを依頼することです。
現在、フィリピン留学をする場合には、直接学校とやり取りすることは無く、間にエージェントを挟むことが多い。
仲介料が発生しますが、必要書類の手続きなどを代行してやってくれるので安心です。
そして、この仲介料が会社によって差を生んでいます。
仲介料の差を見極めるために、相見積もりを取る必要があるんですよね。
実際にあった話（カモにされる危険性）
僕も、フィリピン留学のエージェント複数社に相見積もりを取った経験があります。
そこで、会社によっては50万円以上に差があることもありましたね。
僕は、ある程度相場観を知っていたので、高額な会社に依頼することはありませんでした。
しかし、下手をすると必要以上の代金を支払ってしまう危険性もあります。
まとめ：相場観を身に付けよう！
フィリピン留学を成功させたいのであれば、まず相場観を身に付けておきましょう。
相場観が備わっていれば、エージェントから出された見積もりに対して、しっかりとした判断ができるからです。
実際に、知識が無い状態でフィリピン留学をしてしまい、無駄な出費をしてしまった人が毎年発生しているのが現状。
あなた自身がそうならないように、相場観を身に付け、複数社に相見積もりをしてほしい。
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