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旅行

たった1人で世界一周!(南米ペルー編)

世界一周

 

2023年に世界一周を達成したヤットです。

 

本記事では、海外経験が少なかったヤットが様々なトラブルを回避しながら、世界一周を達成した記録をお届けします。

 

1カ国目は、南米のペルーからスタートです。

 

目次

なんでペルーを選んだの?

 

ペルーを選んだ理由は、フライト代が安いのと、南米から世界一周の旅をスタートさせたかったかです。ただそれだけ。

 

世界一周の旅って大きく分けて西回りと東回りのルートに分かれます。

 

西回り:アジアスタート

東回り:南米スタート

 

世界一周の旅に出るほとんどの人は、西回りを選択します。

 

理由は馴染みのあるアジアやヨーロッパを旅する道のりになるためです。

 

僕は敢えて他の人とは違うルートで世界一周に行ってみることにしました。

 

ヤット
僕は人と同じことをするのが嫌いなんですよね〜。

 

フライト代

 

南米に行くためには基本的に飛行機で行きます。

 

たまたま航空券を販売しているExpediaで格安航空券を発見しました。

 

その値段なんと81,270円!かなりの格安です。

 

格安航空円を購入できるExpediaは下記のリンクからご覧になれます。

>>Expediaの公式サイト

 

世界一周を東回りからスタートさせたかった

 

ほとんどの日本人が選ばない東回りルートからの旅を計画していました。

 

なんとなく南米の上の方から下に行くとう漠然な考えがあったんですけど、治安などを考慮してペルーを選びましたね。

 

南米に初めて行くなら、交通機関がある程度整っていたり、治安の良い所に行くのがおすすめです。

 

 

そもそも南米って危険なの?

 

日本に比べて危険であることは間違いないです。

 

例えば、メキシコであれば麻薬組織が暗躍し多くの人が亡くなっています。

 

そして日本人が襲われて怪我をしたり、盗難に遭うなどの被害も報告されています。

 

そのため、ある程度旅の経験がないと南米に行くのはおすすめしません。

 

世界の中で治安が悪い国ワースト20にランクインしている国は以下のとおりです。

  • ベネズエラ
  • エルサルバドル(ワースト1位)
  • ホンジュラス
  • グアテマラ
  • コロンビア
  • ブラジル
  • メキシコ

 

驚くべきことにこれだけの南米の国がワースト20にランクインしています。

 

ヤット
ちなみに、エルサドバドルは世界で最も危険と言われています。

 

危険な国ランキングは下記のサイトで紹介されています。

>>Business Insider(世界で最も危険な国ワースト20) 

 

ヤット
僕は勢いで南米に行っちゃいましたけどね〜笑

 

日本からペルーへ

世界一周

関西空港にて

 

僕がExpediaで入手した格安チケットは、アメリカを経由していくルートでした。

 

実はこの格安チケットには裏があって、なんとアメリカの空港2つを経由して合計2日かけてペルーに向かう旅程です。

 

これが悪夢の始まりでした・・・。

 

日本〜アメリカ〜ペルーの旅程

 

旅程は下記のとおりです。

  • 関西空港 6/7 17時45分発
  • ロサンゼルス国際空港(アメリカ)6/7 12時05分着
  • ロサンゼルス国際空港にて待機 23時間10分
  • ロサンゼルス国際空港 6/8 11時15分発
  • ジョン・F・ケネディ国際空港(アメリカ) 6/8 19時55分着
  • ジョン・F・ケネディ国際空港にて待機 18時間40分
  • ジョン・F・ケネディ国際空港 6/9 14時35分発
  • ジョージ・チャベス国際空港(ペルー) 6/9 21時35分着

 

ペルー到着は6月9日の夜9時ごろ。なんと2日をかけてペルーに到着したわけです。

 

日本〜ロサンゼルス国際空港

 

このフライトで最も過酷だったのが、アメリカの空港での待機時間でした。

 

いわゆるトランジットというやつですね。

 

まずはロサンゼルスに到着。

 

世界一周旅行

ロサンゼルス国際空港

 

世界一周旅行

入国審査へ

 

ロサンゼルス国際空港って、めちゃくしゃ大きな空港にも関わらず施設はしょぼい。

 

長時間のトランジットには全く優しくない空港です。

 

仮眠できるような場所は一切なく、仕方なくベンチを見つけて仮眠を取ることにしました。

 

ちなみに無料WiFiも無いため、ネットは使用することができません。

 

ロサンゼルス国際空港で10時間以上のトランジットをするなら、格安ホテルに泊まりましょう。

夜間は治安の心配もあるため、周辺のホテルに泊まることをおすすめします。

 

ロサンゼルス国際空港〜JFK国際空港

 

23時間のトランジットを終え、JFK国際空港に向かいます。

 

この時点で腰はバキバキ。ホテルに宿泊すれば良かったです。

 

 

世界一周

機内にて

 

久しぶりに暖かいご飯を食べました。

 

 

世界一周

フライト情報

 

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フライト情報

 

国土の端から端まで飛行機で8時間近くかかるって、どんだけ広いんだよって感じですよね。

 

 

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JFK空港のベンチ

 

JFK空港はロサンゼルス空港より待機場所が豊富なんですが、それでも19時間近く待機する必要があるため大変でした。

 

ヤット
やっぱり10時間以上の待機は、ホテルを選択に入れた方が良いですね〜。

 

世界一周

売店で購入した品物

 

空港の売店でサンドイッチとチョコレートを購入。これだけで3,000円を超えていました。

 

アメリカでは普通に買い物なんてできません。

 

18時間以上の待機時間を経てやっとペルーへの搭乗手続きを済ませます。

世界一周

ペルーの航空会社のスタッフ

 

今までは英語オンリーでしたが、JFK空港の受付ではスペイン語が飛び交っていました。

 

少し南米の匂いがしてきましたね。

 

JFK国際空港〜ジョージ・チャベス国際空港

 

ペルーまで行くルートはペルーの首都であるリマか、クスコの空港に行くかの2パターンが主流です。

 

僕は格安航空券の関係からリマに行くことにしました。

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機内のフライト情報

 

アメリカからでも8時間の旅です。

 

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LATAM AIRの食事

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LATAM AIRの食事

 

LATAM AIRの機内食は南米らしくお米が沢山でした。

 

実はペルーをはじめとする南米の国は意外とお米を食べる文化があります。

 

ペルー・リマに到着

 

JFK国際空港からリマにあるジョージ・チャベス空港までは8時間の旅です。

 

トランジットでの待機に比べたら、8時間なんてへっちゃらです。

 

定刻通り夜9時過ぎに空港に到着しました。

 

夜間に到着することからホテルには宿泊せず、空港泊を選択しましたね。

 

夜間帯に空港の外に出るのは危険と判断したためです。

 

ジョージ・チャベス空港の様子

 

ジョージ・チャベス空港は比較的綺麗な空港です。

 

それにアメリカの空港と違って仮眠できるポイントが幾つもあります。

 

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預け入れ荷物の受け取り

 

まずは自分のバックパックの受け取りです。

 

海外旅行では本当に自分の荷物が出てくるかいつも不安になりますよね。

 

2日もかけてペルーに到着したのでヘトヘトです。

 

まずは寝床の確保から。こういう時は、他の旅人が寝ている場所を探すのが鉄則ですね。

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仮眠場所

 

良いポイントをを見つけたので、早速布団を作ってみました。

 

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仮眠場所

 

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休んでいる様子

 

布団と言っても持ってきたポンチョを広げただけ。

 

空調も効いていたのでそこまで寒くありませんでした。

 

朝の5時ごろまで仮眠を取ったのち、朝ごはんをを食べることにしました。

 

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空港内のマクドナルド

 

世界共通のファストフードと言えば、マクドナルドですよね。

 

日本より淡白な味付けででしたが、美味しかったです。

 

お茶を飲みたくなったので、カフェに行くことにしました。

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空港内のカフェにて

 

メモにその日の予定などを書いていたので、カフェラテを飲みながら予定を再確認しました。

 

空港でやっておくこと:ソルを手に入れろ!

 

空港で真っ先にやるべきことは、現地通貨を手に入れることです。ペルーはソルという通貨になります。

 

南米では、日本円を現地通貨に変えることがほとんどできません。

 

そのため、日本円をドルに交換しておくようにしましょう。

 

僕は空港内で取るからソルに交換して起きました。

ATMや現地の換金所では思わぬトラブルに巻き込まれることもあるので、注意してください。

旅に慣れていない方は自宅で簡単に日本円を通貨に換金できる外貨両替マネーバンクなどを活用しましょう。

>>外貨両替マネーバンクの公式サイト

 

空港周辺での注意点

 

空港周辺は比較的安全ですが、最も注意したいのがタクシーです。

 

他の国でも同様のトラブルが多いですが、ペルーも同じでタクシーでのぼったくりが多発しています。

 

スペイン語圏であることから英語が通じず、高額請求をされた日本人も居ます。

 

スペイン語が話せないのであれば、必ずUberなどの配車アプリを使うようにしてください。

 

Uberでも詐欺に逢いかけた話

 

事前情報でタクシーが危ないという情報を知っていたため、Uberを使ってタクシーを呼んでみました。

 

運転手が到着したという知らせがあったので、空港の外に出てみると「俺が担当だ」と言う運転手が何人も現れるではありませんか。

 

アプリ内で顔写真を確認できるため、声をかけてきたペルー人の男性の中でなんとなく似ている男性の案内について行きました。

 

いざ、タクシーに乗ろうとすると明らかにナンバーが違うため、再度運転手に確認しました。

 

すると、強引に荷物を車内に乗せようとしてきたため「これは詐欺だな」と判断できました。

 

ヤット
こんな強引さは日本ではあり得ません。

 

間一髪で本物に出会えた

 

嘘をついているドライバーを言い争いをしている時に、偶然にも本物のUberドライバーと会うことができました。

 

Uberドライバーは偽物のドライバーを追っ払ってくれてなんとか、タクシーに乗ることができました。

 

ペルーは日本よりも物価が安いので、タクシーを使ったとしてもそこまで高くありません。

ただ、空港でタクシーに乗ると空港料金が加算されるため、空港の敷地を一旦出てから乗ることをおすすめします。

 

ヤット
空港はそこまで広くないので簡単に敷地外に出ることができます。

 

クスコまでのバス予約

 

実はリマにはそこまで用事がなく、到着したのがリマというだけ。

 

そのため、あのマチュピチュがあるクスコへと向かう交通手段を確保しなければなりません。

 

安旅と言えば、バス!ということでクスコまでのバスを予約しに行きます。

 

バス予約は身振り手振りで

 

空港からUberでバス会社のオフィスに向かいました。

 

オフィスに到着すると、僕のような外国人は居らずペルー人ばかりでした。

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バス会社のオフィス

 

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バス会社のオフィスにて

 

リマで最も有名と言っても過言ではないCIVAバス。

 

リマからクスコまでのバスは幾つかありますが、最も人気が高いのがこのCIVAバスです。

 

実際にカウンターで予約してみたのですが、案の定英語は全く通じず。

 

コミュニケーションに時間を取られましたが、なんとか2日後のバスを予約できました。

 

Google翻訳などを駆使しつつ、ペルー人と話しましょう。

あと、CIVAバスの公式サイトがあるのでサイトを係員に見せると話が通じやすいです。

 

Airbnbの宿に向かう

 

なんとかバス予約を完了させせ、次は宿に向かいます。

 

リマでの宿はAirbnbを利用して予約しました。

 

バスのオフィスから宿

 

バスのオフィスから宿までは車で20分はかかるため、またまたUberの登場です。

 

1回目は運転手が僕の姿を見つけることができず、運転手からキャンセルされました。

 

ちなみにバスのオフィスは、中心地にあるためとにかく混雑していました。

 

2回目でなんとか運転手と合流し、宿まで向かうことができました。

 

入口が見つからない

 

無事に宿付近に着いたものの、宿が全く見つからないという状況です。

 

15分ほど歩き回った結果、なんとか宿を見つけました。

 

日本ならね〜全然焦らないんですけど、異国の地で宿が見つからないって相当焦りますよ。

 

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Airbnbの宿

 

これはわかりにくいだろ〜笑

 

宿の名前はMYAPA RIMA とう名前で、いわゆるバックパッカー宿になります。

 

無事に入口を見つけ中に入ってみました。

 

宿の中はこんな感じです。

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おしゃれな階段

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おしゃれな部屋の入り口

 

バックパッカー宿とはいえ、どこかにフロントがあるはず。

 

しかし、いくら探してもフロントがわからず部屋にいたヨーロッパ系の旅人に場所を教えてもらいました。

 

フロントは、なんともわかりにくい場所にあったので「こりゃ見つけられんわ」と思いつつ、無事に見つけられたことにホッとしました。

 

フロントには可愛い係員がいました。

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フロントにいた猫

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フロントにいた猫

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フロントにいた猫

 

この宿で飼われているらしく、とても人懐っこい猫でした。

 

宿泊の手続きを終え、やっと部屋に入ります。

 

これぞバックパッカー宿

 

部屋の中はこんな感じです。

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ドミトリー

 

ベッドは全部で8つ、ドミトリーと呼ばれる部屋でバックパッカーがよく使う部屋です。

 

幸運にも僕の他には先ほどのヨーロッパ系の旅人のみが宿泊していました。

 

そのため、広々と使うことができます。

 

そして時刻はすでに18時前だったので、すぐに寝る準備をしました。

 

なんせ3日間もまともなベッドで寝ていませんでしたからね。

 

リマの街を散策

 

空調などは全くなく、Wi-Fiの電波も弱かったですが、布団で寝れたことは何より嬉しかったことを今でも覚えています。

 

ぐっすり寝た後は、リマの街を散策してみます。

 

宿付近は住宅街で治安も悪く、特に見るものがなかったです。

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宿の周りの様子

 

宿付近は比較的整っているのですが、宿のホストから「夜間の外出は危険」と言われました。

 

歩いてスーパーへ

 

寝る場所と同じく3日間はロクなものを食べていなかったので、スーパーへ買い出しに行くことに。

 

と言っても、近くにスーパーがなく歩いて30分の場所にあるスーパーに行くことにしました。

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汚染された川

 

宿を離れて10分ほどで川を発見。泡だらけの汚染された川でした。

 

日本に比べてごみの処理が甘く、至る所にゴミがあったり川も汚染されている様子でしたね。

 

レトロな車がいっぱい

 

グーグルマップを使いながら歩いていると、南米らしい車がいっぱいありました。

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日本じゃまずお目にかかれないレトロな車ばかりです。

 

意外と日本車も多くあって、トヨタのハイエースは乗合タクシーとして使われていました。

 

そして、何より長く使うという文化が根付いている気がします。

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高齢男性がボンネットを開けて何やら修理している様子。

 

こんな光景はリマのいたる所で見ることができます。

 

壊れたら直す、これって普通のことだけど、なんか良いですよね。

 

リマの街並み

 

リマの街並みは活気に満ち溢れているというよりか、何か少しどんよりしてる雰囲気を感じました。

 

僕の宿の周りだけかもだけど。

 

何せ初めての南米だから、そう感じるのかもしれません。

 

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リマの街並み

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リマの街並み

道路ではそこら中で露店を見かけることができました。

 

日用品から食品まで数多くの物が売られていましたが、買う勇気はありませんでしたね。

 

露店以外にも様々なお店があり、その中でもお肉屋さんが多かったです。

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リマの街並み

 

山ほど何かの鳥がぶら下がっていましたが、何の鳥かは分かりませんでした。

 

地元では有名なお店なのか、多くの人で賑わっていましたね。

 

珍しく野良猫に遭遇しました。

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毛の色と車カバーの色が一体化していて、一瞬わからなかった笑。

 

実はリマで野良猫はめちゃくちゃ珍しいんですよ。

 

ペルーに限らず南米では、野良犬が大量に徘徊しており猫にとっては過酷な世界です。

 

野良犬が人間に襲いかかることはあまりありませんが、猫などの小動物はすぐに襲われてしまいます。

 

この猫ちゃんが無事に生きていれるかは分かりませんが、ここまでリラックスしているということは無事に過ごせるのかもしれませんね。

 

30分かけてスーパーへ到着

 

宿から歩くこと30分、ついにお目当てのスーパーに到着しました。

 

その名も「METRO」。そこまで期待していなかったのですが、日本のスーパーと変わらないクオリティに驚きでした。

 

 

世界一周

スーパー内部

お肉コーナーではソーセージをはじめとする加工肉が豊富にありました。

 

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スーパー内部

 

こちらは目の前でハンバーガーを作ってくれるコーナー。

 

他のお客さんが注文しているのを見て思わず注文してしまいました。

 

世界一周

 

写真では伝わりにくいけど、バンズはモチモチでお肉もジューシーですごく美味しかったです。

 

ちなみにこれで300円くらい。日本だと700円くらいしそうなクオリティです。

 

スーパーでは飲料水やパンなど、1日分の食材を揃えることができました。

 

現地で調べたところ、METROはリマでは大手なので色んな場所にあるそうです。

 

日本に似た食材も多く売っているので、日本人旅行者にもおすすめです。

 

宿で出会った青年

 

今回泊まった宿には先約がいました。

 

それがポーランド人の青年。

世界一周

 

名前は忘れたけど、ポーランドから1人で旅をしているらしく、年齢は23歳くらい。

 

まだ若いけど投資系の会社に勤めていて、結構稼ぎがありそうでした。

 

まだ世界一周を始めて4日目くらいだけど、初めてできた友達っぽい人でした笑

 

もっと色々話たかったけど、自分の英語力がないから深い話はできませんでした。

 

自由な男

 

ポーランド人の青年はとにかく自由。

 

お昼間はずっと寝ててダラダラして、夕方になると起き上がり夜の街に出かけていました。

 

結構治安が悪いはずだけど、そこに出かけているかは不明でした。

 

結局彼は、僕がチェックアウトする1日前にチェックアウトしました。

 

自由な男でしたが、いつもニコニコして僕のことを気遣ってくれるなど意外な一面もありました。

 

僕がリマで出会った唯一の旅人だったので印象に残っています。

 

バスでクスコへ出発

 

ドミトリーの宿で2泊し、クスコへ向かう日になりました。

 

まずは宿からバス乗り場に向かいます。

 

バス乗り場は、事前にチケットを購入したバス会社のオフィスの裏手にあります。

 

宿からバス乗り場へ

 

バスに乗る時間は午後3時。

 

チェックアウトを済ませて、宿を後にしUberを頼もうとしましたが中々タクシーがつかまりません。

 

途方に暮れていると、宿の関係者が追いかけてきて何か話しかけてきました。

 

どうやらタクシーを捕まえてくれるらしい。

 

僕としては、Uberで確実にバス乗り場に行きたかったのですが、好意を無下にすることもできずお願いすることにしました。

 

無事にタクシーを捕まえることができて、宿の関係者に値段の交渉もしてもらいバス乗り場に出発です。

 

タクシーの運転手はもちろんスペイン語しか話せず、僕は無言のままバス乗り場に行くことに。

 

バス乗り場に到着し、運転手に代金を支払います。

 

宿の関係者が値段交渉してくれていますが、法外な値段を請求されることもなきにしもあらず。

 

心配していましたが、良い運転手だったのか通常の代金で大丈夫でした。

 

やはり、代金の交渉などは地元の人を挟むのが一番です。

 

バスオフィスで待機

 

宿からバスのオフィスまでは宿から30分ほどで到着します。

 

出発は15時なので3時間ほど待機しなければなりません。

 

と言っても、wi-fiも飛んでないしベンチがあるだけ。こういう時はKindleで読書するにかぎりますね。

 

待つこと3時間弱、やっとバスに乗る準備が始まります。

 

意外としっかりしている

 

南米だから雑なのかなと思っていましたが、全然違います。

 

なんと荷物の計量までしっかりされます。まるで飛行機の様です。

 

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荷物の計量

 

CIVAバスでは預け入れ荷物は30kg以内までと決まっています。

 

計量後は行き先によって荷物をカーゴにまとめられていました。

 

僕はクスコに行きたかったので、係員に「クスコに行く」と繰り返し伝えました。

 

なんせ、スペイン語が話せないのでクスコ以外の場所に持って行かれると終わりです。

 

ちなみに行き先を伝えてからも念の為、正しいカーゴに乗せられるか最後まで見ていました。

 

パスポートまでチェックされる

 

南米で初めてのバスで何も知らなかったのですが、乗る直前にパスポートをチェックされます。

 

バス乗り場の入り口に入ろうとすると、係員に止められパスポートの提示を求められました。

 

最初は何を言っているかわからなかったんですが、Google翻訳を使いなんとか理解しました。

 

ペルー人は普通に入れますが、外国人は必ずチェックされます。

 

指定された座席へ

 

パスポートチェックも終わり、いよいよバスへ乗り込みます。

 

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CIVAバス

 

初めて見ましたが、かなり大きな2階建バスです。

 

1階は少し豪華な座席になっていて、リクライニングも深くなっています。

 

ただ、値段が高かったので値段の安い2階部分の座席の予約を取りました。

 

世界一周

バスの座席

 

僕の座席は2階部分の最前列で、隣の席との間隔が狭くなっていました。

 

座席を見てやっぱり安さには理由があるなと思いましたね。

 

まぁこれも良い経験です。

 

世界一周

バスの座席

 

ただ、この判断が誤っていました。

 

この後、夜の間ずっと走り続けるのですが、横の座席の男性と後ろの夫婦がずっと大音量でラテン音楽を鳴らしていました。

 

僕は基本的に地元の人を尊重するので、何も言いませんでしたがキツかった・・・。

 

少し高いお金を出しても良い座席を取った方が良さげです。

 

その証拠に外国人の多くは1階の高い座席に座っていました。

 

サービスエリアみたいな所

 

リマを出発してから気づけば朝になっていました。

 

朝の7時くらいにバスが山中のとある場所に停車しました。

世界一周

サービスエリア

 

砂利道に停まると何やら運転手がスペイン語で話していて、周りの乗客が次々降りていきます。

 

どうやら少し休憩するようです。

 

世界一周

雄大な自然

 

降りると建物が3つほどあって、中に入るとまるでサービスエリアのような空間が広がっていました。

 

メニュー表があったのですが、何を書いているか全くわからない。

 

先にご飯を食べていたペルー人の男性を指差して「あれと同じものを食べたい」とジェスチャーしてなんとか店員さんに伝わりました。

 

世界一周

ラーメンのような食べ物

 

カレー味のスープにラーメンの様な麺が入った食べ物。

 

恐らくラーメンかなと思いました。

 

スープの中には煮卵と、何の動物かわからない肉が入っていました。

 

小皿に入った香辛料を入れると、また味が変わって美味しかったです。

 

これで500円くらい。

 

その後はトイレで用を足し、クスコに向けて出発しました。

 

ちなみに、バックパックは預けていますが、財布やパソコンなどの貴重品は常に持ち歩いています。

 

治安の良いペルーと言えど常に警戒しておかなければなりません。

 

その後もバスは走り続け、夕方4時ごろにクスコのバスターミナルに到着しました。

 

クスコは観光都市

 

クスコに到着して感じたのは、観光客向けにしっかりと整備されていることです。

 

リマはそこまで感じなかったですが、クスコはツアー会社や飲食店など数が半端じゃありません。

 

Airbnbの宿へ

 

クスコへの到着はすでに午後4時を超えていたため、急いで宿に向かうことにしました。

 

ヤット
初めての地で夜到着は極力避けるようにしていました。

 

今回も費用を抑えるためにAirbnbを利用します。

 

バスターミナルから宿までは距離があったためUberを利用することにしました。

 

世界一周

改造されたタクシー

 

迎えにきてくれたタクシーは驚くほど改造を施したタクシーでした。

 

運転していた運転手は陽気で優しかったのでギャップに笑ってしまいました。

 

宿付近に到着し、降車して辺り宿の住所付近に到着・・・したはず。

 

案の定見つからない

 

リマと同じパターンです。宿の入口が見つからない。

 

今回の宿は大通りに面したマンションの一室のようです。

 

唯一の救いは宿のオーナーが頻繁に連絡をしてくれていたことです。

 

宿が見つからず彷徨うこと10分ほど、宿のオーナーが通りまで出てきてくれたおかげで、なんとか宿を見つけることができました。

 

宿を見て「これは見つからんわ」と心の中で思いましたね。

 

他の建物に完全に同化してしまって、旅行者1人では絶対に見つけることができません。

 

もし、宿のオーナーが通りに出てきてくれなかったらと考えると恐ろしいものです。

 

ホテルのような客室

 

リマではドミトリーでしたが、クスコの宿は個室です。

 

部屋の様子はこんな感じです。

世界一周

世界一周

世界一周

世界一周

世界一周

世界一周

 

このお部屋で1泊1,600円ほど。

 

驚くことにNetflixとYouTubeが見れるテレビがついていました。

 

1,600円でこんな素晴らしい部屋に泊まれるなら最高ですよね。

 

ヤット
相変わらずお湯が出ないシャワーでした笑

 

クスコの街並み

 

観光も兼ねてクスコの街を歩いてみることにしました。

 

クスコに来ても相変わらずの犬の多さ。

 

しかも、人からたんまりとご飯をもらっているから太りまくっています。

世界一周

クスコの野犬

 

宿はクスコの中心地から歩いて20分ほどの場所で、しばらく歩くと中心地に到着しました。

 

世界一周

宿周辺はビルが多かったですが、中心地は古い建物が目立ちます。

 

世界一周

世界一周

世界一周

世界一周

世界一周

 

さすがクスコ、外国の観光客も数多くいます。

 

こちらは銀行輸送車かな?日本に比べて装甲がかなり厚いですね。

世界一周

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まるで戦車のようです。

 

さらに広場まで行くと、何やらお祭りが開催されていました。

世界一周

世界一周

世界一周

世界一周

 

民族衣装を纏い、ダンスをしています。

 

それにしてもみんな陽気ですね〜。

 

世界一周

ペルーと言えば、この民族衣装。

 

世界一周

カメラを向けるとポーズを取ってくれました。

世界一周

世界一周

我ながら良い写真が撮れました。

 

広場に隣接する教会に行くと、地元の幼児たちが散歩していました。

 

保育士の様な人が居たので、ペルーにも保育園があるのかもしれません。

世界一周

世界一周

 

子供たちも民族衣装を着ていて可愛かったです。

 

広場には警察官も多く待機していました。

世界一周

婦警さんに絡む酔っ払いのおっさん

 

スペイン語で警察は「POLICIA」と呼ぶみたいですね。

 

3時間ほどしか歩いていませんが、クスコの街並みを堪能することができました。

 

マチュピチュまでのチケットを手に入れろ

 

クスコの中心地には来たのは、とある目的があったからです。

 

それがマチュピチュまでの交通手段の確保でした。

 

実はマチュピチュまでの交通手段は3つあります。

  1. 登山
  2. バス+登山
  3. 列車

 

登山は一番人気が高く、日程も3泊4日ほどかかるそうです。

 

僕は②のバス+登山で行くことに決めていました。

 

理由としては一番値段が安かったから。

 

バスと言っても直接マチュピチュに行くことはできず、8時間かけて最寄りの水力発電所までバスで行き、あとは3時間ほど山道を歩いてマチュピチュに向かいます。

 

少し心配していたのは、バスのチケットをマチュピチュへ向かう前日に手に入れる段取りをしていたことでした。

 

もし、バスのチケットが売り切れていたらどうしようか心配だったんですよね。

 

でも、そんな心配をせずとも簡単にバスのチケットを手に入れることができました。

 

後でわかったのですが、マチュピチュを絡めての商売はクスコの一大産業となっているため、星の数ほどバス会社やツアー会社があります。

 

そのため、前日であろうが余裕でチケットを手に入れることができます。

 

チケットはある程度、値段交渉できるので交渉できる人はしたほうが良いですね。

 

ちなみに英語は通じます。

 

帰りは列車に乗る

 

バス+登山は行きの交通手段です

 

マチュピチュからの帰りの手段も確保しておかなければなりません。

 

僕は列車を選びました。

 

正直列車は高くて乗るのを躊躇(ちゅうちょ)したのですが、マチュピチュ名物の列車に乗らないのは勿体無いと思い、奮発してチケットを手に入れることにしました。

 

クスコのアルマス広場沿いにPERURAILのオフィスがあるので、チケットを購入することにしました。

 

南米とは思えないほど綺麗な門構えです。

 

ちなみにPERURAILはマチュピチュまでの路線2本のうちの1本を担っているため、世界中の観光客が利用します。

 

世界一周

PERU RAIL入り口

 

世界一周

 

世界一周

 

オフィスの中も整頓されており、非常にキレイでした。

 

英語も通じて無事にチケットを購入することができました。

 

これでマチュピチュを往復する交通手段を確保することができました。

 

クスコからマチュピチュ村へ

 

マチュピチュと言えば真っ先に遺跡が頭に思い浮かびますよね。

 

しかし、マチュピチュにはマチュピチュ村と呼ばれる村があり村を拠点にして行動します。

 

村と言っても、近代的なホテルや飲食店があるため不自由はしません。

 

まずは、クスコからマチュピチュ村に向けて出発します。

 

バスは朝6時に出発する

 

クスコから水力発電所までは約8時間かかります。

 

その後、歩いてマチュピチュ村に行く必要があるため朝早くクスコを発たなければなりません。

 

宿を出発したのは朝の5時15分ごろ、外は真っ暗です。

世界一周

早朝のクスコ

 

世界一周

早朝のクスコ

 

クスコの中心地に着く頃には朝日が見えてきました。

 

6時にバス会社のオフィス前と言われていたので待っていると、バス会社の男性が声をかけてきました。

 

男性に連れられてバスに乗り込みました。

世界一周

バスの車内

 

バス車内は間隔が狭い座席が並んでおり、僕は左側の座席を選びました。

 

実は行きの道中は左側に雄大な自然が見えて、右側は崖がひたすら続いている道になっています。

 

事前情報で左側の座席がおすすめと知っていたので、迷うことなく左側の座席に座りました。

世界一周

乗車しているバス

 

無事にバスに乗り込み、ひたすら山道を登っていきます。

 

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乗車しているバス

 

途中、サービスエリアの様なところがあり、小休止を取ることができます。

 

ちなみに、トイレは基本的にお金がかかります。

 

お手洗いを済ませ、お次はコーヒーで一休み。

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SAで購入したブラックコーヒー

 

20分ほどの小休止を挟み、また出発です。

 

マチュピチュまでの道のりはとにかく険しく、車1台しか通れないような道がザラにあります。

 

車酔いや高所恐怖症がある人はおすすめできない交通手段ですね。

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険しい山道

 

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険しい山道

 

左側の座席を選んんで正解でした。

 

断崖絶壁の中を走る経験は日本でも中々できません。

 

小休止2回目。

 

なぜか木製のブランコがありました。ブランコの先は崖になっていてアトラクションなのかも。

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巨大ブランコ

 

午後3時ごろ、ようやく水力発電所が見えてきました。

 

クスコを出発して既に、8時間を超えていました。

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水力発電所

 

水力発電所に到着すると、マチュピチュに関係する看板があり目的地に近づいていることがわかります。

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少し歩くと、関所のような場所があります。

 

関所では国籍や氏名、入山する人数などを記帳する必要があります。

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マチュピチュ村への入口

 

入口は1箇所しかないのですぐにわかります。

 

ふと空を見上げると雄大な自然がそこら中に広がっています。

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関所から10分ほど歩くと駅が見えてきました。

 

体力に自信がない人は列車に乗ってマチュピチュ村まで行くことができます。

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駅の様子

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列車

 

列車は観光地価格なのでお高め。

 

南米には珍しく野良猫が線路を渡っていました。

 

山奥なのでさすがに野良犬も少なく、猫が安心して過ごせるのでしょう。

 

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ここからは約3時間、ひたすら山道を歩いていきます。

 

マチュピチュ村までは線路が伸びているので迷うことはありません。

 

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線路の脇には川が流れています。リマの川に比べたら雲泥の差です。

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この線路の別名はスタンドバイミー道と呼ばれています。

 

映画「スタンドバイミー」に出てくる線路にそっくりな事からこの名がついたそう。

 

僕はスタンドバイミーを見たことがないので、いまいちピンときません。

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登山道に入り2時間ほど経ったころ、先ほど見た列車が走ってきました。

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断続的に汽笛を鳴らしながら走ってきます。

 

すごい迫力。

 

列車が走り去った後もひたすら歩きます。

 

道中にある売店でマンゴーアイスを買ってしまいました。

 

300円くらいで結構高い。

 

地元の人たちはしっかり商売しています。

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アイスを堪能してエネルギーも充填されました。

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看板も増えてきましたね。

 

そうこうしているうちに、遂に見えてきました。

 

マチュピチュ村です。

 

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マチュピチュ村

 

山中にいきなり村が現れました。

 

マチュピチュ村に到着したのは午後5時過ぎ。

 

既に、太陽が沈みかけていたので急いで予約していた宿に向かいます。

 

マチュピチュ村には2泊する予定で1泊3,000円の宿を予約しています。

 

貧乏旅行でしたがペルーの一大観光地なので、ある程度の出費は仕方がありません。

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ホテルの部屋

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さすが3,000円のホテルです。

 

日本では当たり前のクオリティでも、南米でこんな綺麗なホテルに泊まれるなんて最高です。

 

遺跡までは遠い道のり

 

1日かけてマチュピチュに来たこともあり、ヘトヘトでしたが力を振り絞ってバスのチケットを購入しにいきます。

 

実はマチュピチュ村から遺跡までは簡単に行くことはできません。

 

なぜならマチュピチュ遺跡は高い山の上に作られているからです。

 

徒歩でも行けますが、軽く1時間ほどかかります。

 

そのため、マチュピチュ村とマチュピチュ遺跡を繋ぐバスが運行されており、多くの人はこのバスを利用しています。

 

バスなら片道15分ほどで到着することができます。

 

ただ、めちゃくちゃ高い。なんと片道2,400円ほど。

 

ボロ儲けでしょうね。

 

僕は行きはバス、帰りは徒歩で行くことにしました。

 

無事にバスチケットを手に入れ、やっと夜ごはんにありつけます。

 

注意

マチュピチュ村〜マチュピチュ遺跡までのバスチケットは、予約ができず現地で購入するしかありません。

当日にチケットを購入することもできますが、売り切れたら終わりです。

必ず前日までにチケットを購入しておきましょう。

 

マチュピチュ村での食事

 

村内には数多くの飲食店があります。

 

僕が選んだのはホテル近くのイタリアン。

 

店内は綺麗で、店主は英語を話してくれました。

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メニューも豊富でお値段もお手頃価格です。

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なぜかハンバーガーが食べてくて注文してしまいました。

 

旅で疲れた身体にcokeが沁みます。

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ハンバーガーで飽き足らず、pizzaを頼んでしまいました。

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ヤット
さすがにお腹いっぱいです。

 

お腹もいっぱいになり、やっとフカフカのベッドで寝ることができます。

 

いざマチュピチュ遺跡へ!

 

ペルー最大の目的でもあるマチュピチュ遺跡へ出発します。

 

マチュピチュ遺跡行きのバスは、村の中心部のバス停で待機しています。

 

朝7時だというのに多くの人で賑わっていました。

 

係員が1人1人購入したチケットの確認をしています。

 

バスはまた険しい山道を登って行きます。

 

マチュピチュ遺跡

 

マチュピチュ遺跡に到着すると驚く人の量です。

 

さすが世界的に有名な遺産です。

 

パスポートチェックなどが完了すれば、いよいよ中に入場できます。

 

写真でしか見たことがなかった世界が広がっています。

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僕にとって初世界遺産はマチュピチュになります。

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大昔に作られたはずなのに、精巧に削り出された岩が整然と並んでいます。

 

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1つ1つの建物に役割があるそう。

 

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全体的に緑に覆われているので天空の城ラピュタのようです。

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突然現れたリャマ?アルパカ?どちらか見分けがつきません。

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少し高台に移動し、全体像を撮影してみました。

 

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いや〜素晴らしい。

 

正直、自分がマチュピチュの中に立っている実感がありません。

 

それでも雄大な自然と遺跡に圧倒されています。

 

注意

マチュピチュの入り口は厳重に管理されています。

入場するためには事前に予約した用紙とパスポートを提示する必要があります。

 

結局、遺跡には4時間ほど滞在してしまいました。

 

それくらい圧倒される光景が広がっていました。

 

マチュピチュ遺跡は2回訪れる予定で、翌日はワイナピチュというマチュピチュ遺跡の目の前にある高い山に登る予定です。

 

さて一旦マチュピチュ村に戻って村の内部を散策してみます。

 

マチュピチュ遺跡以外も魅力的

 

マチュピチュと言えば遺跡が有名すぎて忘れてしまいますが、実はマチュピチュ村の中も魅力がいっぱいです。

 

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村と言いつつ、マチュピチュ遺跡への玄関口なので経済的にも発展しています。

 

村の中に入ると南国を思わせる建物がたくさんあります。

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おしゃれなゴミ箱があったので、思わず撮影してしまいました。

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マチュピチュ村でも場所が変われば雰囲気も変わります。

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クスコやリマにいるような大型犬ではなく、なぜか小型犬が多く居ました。

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チワワかな?

 

狂犬病の心配はなさなそうですが、念の為触ることはしませんでした。

 

彫刻の数々

 

マチュピチュ村には岩を削り出した作品が多くあります。

 

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これほど大型の岩から独創的な作品を作り出すのはすごいですよね。

 

こちらは、ちょうど岩の削り出しをしていた職人さん。

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カメラを向けるとカメラ目線でポーズを取ってくれました。

 

僕としては作業の風景を撮りたかったけど・・・。

 

日本人が知らない場所

 

マチュピチュ村の端っこには、知る人ぞ知る場所があります。

 

それがマチュピチュ村の滝です。

 

この滝はほとんどの日本人がスルーしてしまう場所。

 

僕も、滝の存在を全く知らなかったのですが、マチュピチュ村で仲良くなった人に教えてもらいました。

 

滝までは入り口から10分ほど。

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屋久島を思わせるような小川が流れています。

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滝が見えてきました。

 

大きな滝ではないですが、マイナスイオンたっぷりで素晴らしい滝です。

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滝の近くにベンチがあったので思わず座ってまったりしていると、知らない間に30分経っていました。

 

日本人もそうですが、他の外国人にも知られていないので超穴場スポットです。

 

マチュピチュ村と滝を堪能してマチュピチュ2日目は終了です。

 

次はいよいよワイナピチュへ。

 

ワイナピチュに登る

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皆さんはワイナピチュをご存知でしょうか?

 

ワイナピチュは、マチュピチュ遺跡の目の前にある2,700mほどの山のことです。

 

マチュピチュ遺跡の全貌を望める数少ない場所であり、海外の人からも人気を集めています。

 

ワイナピチュは入山制限が厳しく、午前中までしか入山することができません。

 

頂上まで行くには2時間ほどかかるため、午後から登ることは認められないのです。

 

そのため、予約チケットはすぐに埋まってしまいます。

 

僕は幸運にもチケットを入手することができました。

 

かなりの急斜面で年に数回滑落者が出るそうです。

 

頂上を目指して登っていきます。

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頂上に近づけば近づくほど道幅が狭くなっていきます。

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そしてついに頂上に到着しました。

 

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ワイナピチュから見るマチュピチュ

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マチュピチュ遺跡の全貌を見ることはなかなかできません。

 

限られた時間の中でマチュピチュ遺跡を遠くから見ることができました。

 

また頂上から周りを見渡すと、もののけ姫に出てきそうな景色が広がっています。

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巨大な山々

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ワイナピチュも最高でした。

 

頂上は狭く長居することができないので、写真を撮ったらすぐに下山します。

 

実は、ワイナピチュの帰り道には名物の道があります。

 

それがこの岩の隙間を通っていく道です。

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大きなリュックを背負っている場合は、引っかかってしまうので注意してください。

 

無事にワイナピチュを下山すれば、これでマチュピチュ遺跡ともお別れです。

 

一礼してマチュピチュ遺跡を後にしました。

 

列車でクスコへ

 

マチュピチュとワイナピチュを見ることができて、大満足の2日間でした。

 

マチュピチュには2泊しかしないので、3日目に列車でクスコに戻ります。

 

クスコに戻ると言っても、クスコへの直通列車はありません。

 

まずはクスコから2時間ほどの街である「オリャンタイタンボ」まで列車で行き、そこからバスに乗り換えクスコに戻るルートになります。

 

行きとは違い、列車なので3時間ほどでオリャンタイタンボ駅に到着します。

 

列車は抜群に早くて楽ですが、やはり高い。

 

僕は記念のために乗りましたが、乗った感想は普通・・・。

 

というか、期待していたほどの景色は見られませんでした。

 

景色を楽しみたいならバスの方が良いかもしれません。

 

あと、1人で列車の席を予約すると4人席に振り分けられるみたいです。

 

同席のヨーロッパ人がすごくうるさくてイライラしてしまいました。

 

一緒の空間に居るのが嫌でしたが、無理矢理寝てなんとか乗り切りました。

 

そうこうしているうちにオリャンタイタンボ駅に到着です。

 

オリャンタイタンボ駅からクスコへ

 

駅からクスコまでは乗合ばすが出ています。

 

この乗合バスが強烈です。

 

日本と異なり、どれだけの人数を乗せるかどうかが運転手の稼ぎになります。

 

そのため、呼び込みが凄いのなんのって。

 

若干引いてしまうくらい勧誘してきます。

 

なんのこっちゃわからないまま、ある一台のバスの運転手に引きずり込まれ、半ば強引にバスに乗せられました。

 

乗ったバスの座席は決まっておらず、早い者勝ちです。

 

そのため、自分の周りの席にどんな人が座ってくるかわかりません。

 

僕が乗ろうとしたバスはすでにほぼ満席で、運転手から「ここに座れ」と言われた座席が最悪でした。

 

隣席は太ったおっさんで、ずっと咳してるし、後ろはなぜかブランド物のバッグを大量に持ったオバはん。

 

しかも、そのオバはんが荷物が多いからとかの理由で僕の座席のリクライニングを勝手に調整してくる始末。

 

まぁ、2時間しかバスに乗らないから我慢してましたが、結構きつかったですね。

 

しかも途中で検問所で引っかかり、抜き打ちの身分証明書チェックが始まりました。

 

ヤット
これがまた遅いのなんのって・・・。

 

乗員全てのチェックが終わり、またバスは走り出します。

 

そしてやっとのことでクスコのアルマス広場に到着しました。

 

バスの運転手に乗車賃を払い、宿に戻ります。

 

同じAirbnbの宿を確保していた

 

実は、最初にクスコに到着した時と同じ宿を確保していました。

 

宿のホストの女性がすごく優しくて色々と気遣ってくれるのと、大きな荷物を預けておく必要があったので、同じ宿を確保していました。

 

Airbnbはお気に入りの宿があれば気軽に宿泊できるところが魅力的ですよね。

 

到着した時間はすでに日が暮れていました。

 

マチュピチュでは素晴らしい経験ができました、翌日はレインボーマウンテン登山ツアーに参加します。

 

レインボーマウンテンに登る

 

ペルーには幾つか有名な観光スポットがありますが、レインボーマウンテンはマチュピチュに次ぐ観光地です。

 

レインボーマウンテンは、クスコから3時間ほどの山でその名の通りカラフルな山肌が有名です。

 

また標高は5,000mを超えるため高山病などの危険もあります。

 

個人で登ることはできず、必ず現地のツアー会社などを通しガイドと一緒に登る必要があります。

 

僕は、現地の人の紹介でツアー会社を紹介してもらい前日にツアー会社に申し込みしました。

 

早朝から出発

 

レインボーマウンテンツアーは、当日限りのツアーがほとんどです。

 

クスコからは車で3時間以上かかるため、早朝に出発し夕方に帰ってくるという旅程になります。

 

クスコ出発の時間は、5時半です。

 

めちゃくちゃ早い・・・。

 

マチュピチュに行った疲れもありましたが、気合を入れてツアーに参加します。

 

朝4時に起き、集合場所に向かいました。

 

集合場所はアルマス広場の教会前で、ツアー会社のガイドが迎えにきてくれます。

 

アルマス広場に向かっている途中にガイドから着信があり、現在位置を聞かれました。

 

ちなみに海外ではLINEなどのアプリはほぼ使えません。日本だけ。

 

海外ではWhatsAppと呼ばれるアプリが主流で、事前にガイドさんに自分の番号を伝えていると安心です。

 

ツアーガイドさんの中には英語を話せる人もいるため、ツアーを申し込む前に確認しておくと良いでしょう。

 

無事にガイドさんと教会前で集合し、バスに乗り込みました。

 

お馴染みのバス

 

ツアーはバスで向かいます。

 

バスはペルーでお馴染みの中型バスで座席はぎゅうぎゅうです。

 

バスの中にはすでに観光客が数人乗っていました。

 

ヨーロッパ系の人がほとんどでしたが、どうやらペルー以外の南米の観光客も居ました。

 

ツアーは食事込み

 

レインボーマウンテンツアーでは、基本的に朝食と昼食が付いています。

 

確か合計で6,000円ほど。日本に比べたら破格のお値段です。

 

ツアー会社が提携している食事を食べる場所があり、朝7時にはバイキングを食べることができます。

 

レインボーマウンテンに到着

 

朝食を済ませ走ること3時間ほどでレインボーマウンテンの入り口に到着しました。

 

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目の前に広がるのはマチュピチュとは違う光景です。

 

すでに高度は3,000mを超えており、レインボーマウンテンはさらにその上にあります。

 

頂上までは徒歩で2時間ほどです。

 

徒歩がキツい人は、馬に乗ることもでき地元の人の収入源にもなっています。

 

ツアーでできた友人

 

ツアーでは、アメリカ人とオーストラリア人、カナダ人の友人ができました。

 

みんなバックグラウンドが違って話をしていて楽しかったです。

 

ここでも語学力がないのが歯痒かったですね。

 

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みんなと写真を撮りつつ、ひたすら登っていきます。

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写真で見た光景

 

ついにレインボーマウンテンに到着しました。

 

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まさにレインボーですよね。

 

標高5,000mもあると空気も澄んでいて、遠くまで見通すことができます。

 

頂上では常に強風が吹いているので、恐ろしい寒さです。

 

また、強風と共に巻き上がる砂埃がひどく口を覆う布などが必須となってきます。

 

レインボーマウンテンを無事に見たあとはちょうど昼頃です。

 

朝ご飯を食べた場所に戻ってランチを食べます。

 

トラブル発生

 

クスコまでの帰り道でトラブルが起きてしまいました。

 

実はツアーで座席の位置が決まっていないため、行きと帰りで座席が変わっていました。

 

僕は1人席に座っていましたが、なぜか知らない女性が僕の座席を独占していました。

 

僕は仕方なく最後部の4人席の座席に座りました。

 

4人席は既に3人が座っており、ぎゅうぎゅう詰めの状態でした。

 

僕が座席に座ると、先に座っていた3人のうちの1人が定期的に舌打ちをしてくるんですよね。

 

理由はわかりませんが、僕が隣に座るのが気に食わなかったのかもしれません。

 

バスに乗っている間、嫌がらせが続いていたのでガイドさんにお願いし座席を移動したい旨を伝えました。

 

残念ながら座席に空きはありませんでしたが、ガイドさん座っていた場所を譲ってくれました。

 

人種や国に関わらず、何かしらのヘイト感情を持っている人も居るので変に関わらない方が良いと判断しました。

 

ヤット
旅は楽しく過ごしたいものですよね〜。

 

仲間と共に夜のクスコへ

 

帰りのバスでトラブルがあったものの、なんとか無事にクスコに戻ってきました。

 

バスから降りて宿に戻ろうとすると、ツアーで仲良くなった人から「夜に飲みに行かないか」と誘われ、一緒に飲みに行くことになりました。

 

しかし、僕はあまり行きたくない気持ちでした。

 

というのも、マチュピチュから長時間かけて帰ってきた疲れもあったし、何より僕の宿がクスコの中心地から徒歩30分もかかるためです。

 

なんとかして断りたかったですが、強引に誘われたので渋々行くことにしました。

 

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相変わらず英語はあまりわからず、雰囲気で話について行っていました。

 

2時間ほど付き合って別れることにしました。

 

お互いにインスタグラムを交換しているので、今後も連絡を取ることができます。

 

今後、来日した時は僕が日本を案内する予定です。

 

ボリビアまでのバスチケット

 

ペルーでの目的を全て達成したため、次の目的地であるボリビアに向かいます。

 

ボリビアへは、クスコからボリビアのラ・パスという都市までバスが出ていることがわかっているので、クスコでバスのチケットを手に入れます。

 

マチュピチュまでのチケットと同じく多くのツアー会社があり、ボリビアまでのバスチケットも豊富に揃っています。

 

アルマス広場の周辺を適当に歩いていると、良さげなお店があったのボリビアまでのチケットを購入することにしました。

 

かろうじて英語が通じたのでラ・パスに行きたい旨を伝え、なんとかチケットを入手することができました。

 

今回も予行バスで夜の9時ごろに出発し、ラ・パスへは夕方に到着する予定です。

 

ヤット
僕は基本的に夜に到着する便には乗りません。

 

ホストのご好意に甘える

 

合計で1週間近くも滞在したAirbnbの宿もこれでお別れです。

 

チェックアウトの時間は11時でしたが、夜行バスの時間は21時です。

 

大きなバックバックを持っての移動はしんどいので、バスの時間まで宿に滞在できたら最高ですよね。

 

そこで宿のホストに交渉してみると、快く夜の7時まで滞在することを許してくれました。

 

僕にとっては非常に嬉しいですが、ホストにすればなんのメリットもありません。

 

それでも宿に滞在させてくれるホストさんの優しさに感動しつつ、バスの時間を待ちます。

 

いざボリビアへ

 

ボリビアへは陸路で国境を超えます。

 

もちろん初めての経験なので何が起こるか全くわかりません。

 

クスコのバスターミナル

 

クスコには大きなバスターミナルが1つしか無いので迷う心配はありません。

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バスターミナルに到着すると、数多くのバス会社のオフィスがありチケットを購入することができます。

 

謎なのがバスオフィスで直接チケットを購入すると高くなります。

 

そのため、事前にクスコの中心地でバスチケットを購入しておいた方が無難です。

 

ターミナル使用料を払う

 

クスコのバスターミナルでは使用料なるものを払う必要があります。

 

この使用料を払わないとバス乗り場の入り口で止められてしまうんですよね。

 

料金自体は非常に安く日本円で50円くらいです。

 

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使用料を払う場所

 

「TAME」と書いてあるオフィスが使用料を払う場所です。

 

ちょうどバスターミナルの中央付近に位置します。

 

混んでいる時もあるので早めに払っておく方が良いですね。

 

スペイン語で何を言っているかわかりませんでしたが、とりあえず購入しているチケットを見せると、何やらシールを貼ってくれました。

 

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このシールが払った証明になり、バス乗り場入り口で係員にチェックされても止められる心配はありません。

 

ターミナル内で食事

 

バスターミナルには飲食店が並んでいます。

 

店内に入ってゆっくり食事をするというよりも、露店の前に座って食べるイメージです。

 

僕は残っていたソルを全部使いたかったので、バスの時間まで食事をすることにしました。

 

残りのソルは1,500円ほどで、サンドイッチや飲み物を頼めばちょうど使い切れそうです。

 

僕が利用したお店は20代前半の女の子が切り盛りしていて、頑張っていたので残りのお金はチップとしてプレゼントしました。

 

女の子はすごく喜んでくれて、僕も嬉しくなりました。

 

こういうお金の使い方は最高ですよね。

 

ボリビアへ出発

 

さて、そうこうしているうちにバスの時間が迫ってきました。

 

僕が乗るバスはサルバトールという名前のバスで、そこそこ有名らしいです。

 

まずはバスの乗り場へ行きます。

 

ターミナルからバス乗り場までは入り口が決まっており、係員にバスのチケットとターミナル使用料のチェックをされます。

 

ヤット
意外としっかりしてるんですよね。

 

無事に検問を突破し、指定されたバス乗り場へ。

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バスの運転手にバックパックを預けようとしたら、何やらスペイン語で捲し立ててきました。

 

何を言っているかわからず困っていると、ペルー人の若者が「行き先を聞いているよ」と教えてくれました。

 

どうやらこのバスは停車する場所が数カ所あるらしく、行き先を伝える必要があるようです。

 

運転手に「ラ・パス」と伝えるとバスに乗ることを許されました。

 

「ローカルルール知らねえよw」と思いつつも、無事にバスに乗れたので少し安心です。

 

1週間ほど滞在したペルーともお別れです。

 

これからボリビアのラ・パスへ向けて出発です。

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